車が水没するとどうなる?

車が水没するとどうなる?

2016/01/27

水没した車は、外観上は問題がないように見えることがほとんどです。ですが一番重要なエンジンの吸気系に水が入っている可能性があり、この状態でエンジンをかけると電気系統のショート等でエンジンが故障したり車両火災が発生してしまう恐れがあります。水没から脱出できても、むやみやたらにエンジンをかけるのは避けるようにしましょう。また、横転等で損傷しているとバッテリーの電気で感電する危険もあるので、水没した車にはなるべく近づかないようにしましょう。

「水害車」を修理すると「冠水歴車」になる

事故等で修理を施した車は「修復歴車」となり、売却しようと思っても査定にマイナスの影響を与えてしまいます。同じように、水没した車を修理しても「冠水歴車」となり、「冠水歴車」は「修復歴車」よりも査定へのマイナス影響が大きくなります。こういった「冠水歴車」や「修復歴車」というのは明確な査定基準が定められているわけではなくあくまでも各オートオークション会場の基準で判断されることが多い為、中古車でこのような履歴が無い車を購入した場合でも、別の査定士(査定のプロ)に査定を依頼すると「冠水歴車」や「修復歴車」といった履歴が判明することがあります。

「水没車」は廃車にしかできない?

大雨の中でも車は普通に走行することができます。このようにある程度の冠水や浸水には耐えることができる車ですが、水に浸かってしまった場合は「水没車」となってしまいます。タイヤが浸かる程度であれば問題はありませんが、走行可能な目安としては車の床面またはバンパーの下側が水に浸からない程度までとなっています。車が水没してしまうと、車内のあらゆるところに水や泥が入り込んでしまいます。車には運転を制御する為の電子部品や機器といった重要なものが多く搭載されているので、水没するとこういった部分に問題が発生することが多いです。電気系統やトランスミッションの交換が必要になった場合は100万円以上かかることもあり、高額な修理費用から修理を諦め廃車にする人が多いそうです。

水害車を修理するとすれば

先述したとおり、度合いによりますが水害車を修理するとすれば高額な修理費用がかかるとされています。水に浸かった位置が低い場合や、海水でなく淡水に浸かった場合などは、足回りの洗浄や軽微な部品交換で水没前の状態に修復することができます。ただ、修理直後は元に戻ったとしても、半年~1年後に急に機械関係やエンジン、電装関係といった車の重要な部分に支障が出てくるケースもあります。水害車を修理をする場合は、必ずディーラーや修理工場の専門家に状況の確認と今後考えられる症状などを聞いておくことをお勧めします。

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