板金塗装でよく使用する道具

板金塗装でよく使用する道具

2016/02/18

インパクトレンチ、ブローガン、エアーソー、エアリベッター・・・板金塗装を行う際には、このように専門分野に携わる人にしかわからないような名前の道具を数え切れない程使用します。それ程たくさんある道具の中でも、よく使う道具があるので、紹介します。

板金ハンマー

「板金ハンマー」は、へこんだ鋼板を修正する際に使用する板金作業の基本的な道具です。一般的なハンマーより打撃面が薄く、軽いです。打撃面は、緩やかなカーブ面となっているのが特徴的です。「板金ハンマー」は、ハンマーの柄の下2cmくらいはみ出るように持ち、打撃面が直角に当たるように振り下ろして使用します。そうして正しく使用しないと、ハンマーの縁が当たってしまい綺麗な修正ができません。「板金ハンマー」は板金作業の基本的な道具であるとともに、正しく使用することが最も大切な道具です。

ドリー

板金作業で使用する「ドリー」とは、「当て盤」を意味します。「ドリー」は先に紹介した「板金ハンマー」と一緒に使用される道具で、形や大きさはとても様々です。どれを使用するかは、修正する箇所によって異なります。板金職人は、修正する箇所に合わせて数種類の「ドリー」の中から最も適した形・多きさのものを選んで使用しています。「板金ハンマー」が当たる面のすぐ裏に「ドリー」を当てる方法を「ハンマーオンドリー」といい、離れた場所に「ドリー」を当てる方法を「ハンマーオフドリー」といいます。「板金ハンマー」と「ドリー」の距離が離れていると、その力は弱くなります。

けがき針

「けがき針」の「けがき」とは「罫書き」と書き、作業時に加工上必要な線や点のしるしをつける作業のことを意味します。「けがき針」は、主に銅で作られている目印の為に金属材料の表面に傷をつけて線を引くことのできる道具です。金属に線が書けるくらいなので、普通の針とは違いとても頑丈に作られています。よく使用される「けがき針」は、一端がまっすぐな針状で、もう一端がヘラ状や針が90度に曲がっている形状になっています。最近ではペンシル形の「けがき針」もあります。

タガネ

「タガネ」は、金属を切断したり、重なり合ったパネルをはがす為に使用される道具です。切断したい線に沿って「タガネ」の刃の部分をあて、ハンマーで「タガネ」を叩くことで金属板などを切っていくことができますが、自動車の板金で使用されるのは、パネルをはがす作業時が多いです。パネルとサイドエッジの間に「タガネ」の刃の部分を食い込ますことで、パネルをはがすことができます。

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