タイヤ交換

タイヤ交換

2015/08/07

タイヤは安全な走行や車の乗り心地、燃費の節約の為にとても大切な役割をするものですので、常に良い状態に保持しておくことが大切です。

タイヤ交換が必要な状態

≪溝のすり減り≫
タイヤは溝が減ってくると、雨などで濡れた路面でスリップしやすくなってしまいます。 タイヤの側面に円周に沿ってつけられている6つの▲マークに示されていて、タイヤの表面についているトレッドパターンの溝の奥にあるスリップサインは、タイヤがすり減ってくると出現します。
スリップサインが出てしまったタイヤは、走行することができません。
法令によってスリップサインの出たタイヤのついた車での走行は禁じられているからです。 スリップサインの出たタイヤでの走行を続けると、タイヤから排水能力が失われる為、濡れた場所でスリップしやすくなってしまいます。
タイヤのスリップ事故を避ける為には、定期的にタイヤの溝の状態を点検することが大切です。

≪ゴムの劣化≫

走行距離が短い場合、溝がすり減ることはありませんが、タイヤのゴムそのものが劣化してひび割れをおこすことがあります。
ひび割れの原因は、紫外線などの自然環境による経年劣化による場合と、車の空気圧が指定空気圧より低いことによる原因があります。
経年劣化は、紫外線や雨風にさらされないガレージに保管されている場合、カーポートである程度の紫外線や雨風を防いでいる場合、野外駐車している場合など、車の保管方法によって劣化する年数が変わってきます。
また、車そのものだけではなく、外したタイヤを保管する際にも、経年劣化は生じますので、直射日光にさらされない場所、雨風をよけられる場所、湿度の高い場所は避けるようにすることが必要です。
経年劣化以外で、車の空気圧が指定空気圧より低いことによる原因でひび割れが生じている場合は、燃費が悪くなるだけではなく、タイヤが走行中に破裂してしまうこともあるので非常に危険です。
タイヤの劣化や突然の破裂を避ける為には、車が紫外線や風雨にさらされない場所で保管する、定期的に空気圧を点検することが大切です。

≪タイヤ内部の損傷≫

タイヤがパンクしたまま走行を続けると、表面のゴムの部分だけではなくタイヤの内部が損傷してしまうことがあります。
このような場合には、ゴムの部分だけではなく内部の修理も必要になり、さらに内部の骨格まで損傷しているというようなひどい損傷の場合には、修理ができず、新しいタイヤに交換することもあります。

タイヤ交換の方法

走行中にタイヤを交換しなくてはならなくなった場合は、見通しの良い場所に車を止め、非常用三角停止板を立てて、ハザードランプを点滅させ、交換するタイヤと対角線上にある車輪にクルマ止めをしてから作業を始めましょう。

≪具体的な手順≫

トランクからスペアタイヤを出して、車体の下に置いてからジャッキをセットし、パンクしたタイヤのホイールの中央を緩めます。

タイヤが少しだけ地面から浮くまでジャッキをあげ、対角線上に上からナットを外し、タイヤを外します。

外したタイヤを車体の下においてからボルトとホイールの穴の位置を合わせてスペアタイヤを取り付け、ナットを締めます。

ホイールレンチを使って上から対角線上にさらにナットを締め、ジャッキを取り外して完了です。

≪注意点≫

スペアタイヤはいつどのような場合に必要になるかわかりませんので、タイヤの空気圧を点検する際にはスペアタイヤの空気圧も点検しておきましょう。
タイヤの交換に備えて、スペアタイヤと一緒に軍手を用意しておくと便利です。
スペアタイヤはあくまでも応急処置ですので、早目に整備工場に行き、タイヤの修理、又は交換をしましょう。