車検で引っかかりやすいヘッドライト

車検で引っかかりやすいヘッドライト

2016/04/27

車検では「光軸」が検査される

車検でヘッドライトがチェックされますが、ヘッドライトの何を検査するのでしょうか。それは「光軸」です。「光軸」とは、ヘッドライトが照らす方向を意味します。ヘッドライトは照らすことができればいいというわけではなく、決まった「光軸」の向きを照らしているかどうかが重要なのです。「光軸」がずれていると、自分ではなく周囲の車、特に対向車や前走車が眩しく感じ危険を伴ってしまいます。「光軸」といえばハイビームとロービームがありますが、車検ではロービームで検査されます。ロービームで検査されるようになったのは、平成27年9月からです。それまではハイビームで検査されていました。ハイビームとは走行用前照灯のこと、ロービームはすれ違い前照灯のことです。

「光軸」がずれる原因

車検でヘッドライトが引っかかりやすいのは、「光軸」がずれていることが多いからです。「光軸」は普通に運転しているだけでずれていきます。何もしていなくても、何故「光軸」はずれてしまうのでしょうか。「光軸」がずれる原因は、外的な衝撃です。大きな衝撃を受けていなくても、車は走行中に少なからず揺れているので、その揺れによる振動で少しずつずれていってしまうのです。「何もいじったりしていないから大丈夫」と思って車検に臨む人が多いので、最も引っかかりやすい項目となっています。走行距離が少なければ大丈夫とも思いがちですが、砂利道などの舗装が整っていない道を走行したことがあれば、ヘッドライトの「光軸」がずれている可能性も充分あるといえます。

「光軸」は自分で調整できる?

車の整備は素人でも自分でできるものもありますが、「光軸」の調整は自分でできるのでしょうか。「光軸」の調整の手順は以下のようになります。
①壁側に近づき、壁に向かってライトを点灯する
②壁に映った光に目印を付ける
③ボンネットを開け、ライト裏側にある調整ネジを探す
これだけの手順で調整は可能ですが、「光軸」の正しい位置をしっかり認識していなくてはいけません。調整を誤るとヘッドライトの点灯が必要な夜間の運転に影響を及ぼし、事故に繋がってしまう可能性もあります。それを避ける為にも、整備工場などで調整してもらうことを強くおすすめします。

関連トピックス